dup / texts / 日記帳 / 日記Special / 冬の日本海荒波豪雪の旅 /■ 第3章「佐渡の旨いもの探し」」」
◆ 冬の日本海荒波豪雪の旅 第2章を読む
2005年12月31日 1日目(そにょ3)佐渡島は大雑把に、北西側と南東側の2つの山脈でできています。 それぞれ前者は大佐渡、後者は小佐渡と呼ばれ、それらに挟まれるかたちで中央部には国仲平野が広がります。 山の中にはあまり道路はないので、佐渡の道路は島の沿岸と平野部分に集中しています。 こういう地形だと山の周囲を8の字に周回することで海辺と内陸を無駄無く走れるので都合が良いです。
という訳で今日は夜までの間に小佐渡を左回りで1週してみます。 まずはここ両津から国仲平野を通って真野まで、佐渡島のど真ん中を横断します。
![]()
と言いつつ道なんて知りません。脳内地図のいい加減な情報をもとに、たぶんこっちの方という勘で走ってます。 間違ってたってどうせ島の中なのでそのうちどこかの海に出るでしょう。 元々何も予定なんか無い旅です。大した問題じゃありません。
予定が無ければ突発的な寄り道だって発生します。 というかそれが無ければただ走って終了という面白みの無い結末を迎えるのが無計画旅というやつです。 トキ保護センターへの案内看板を見つけました。 これはもしかして一般公開しているということなのかな? 佐渡ならではのイベント発生っぽいので行ってみることにします。 田んぼの中を通り林を抜けて森の中です。
![]()
門、閉まってます!
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐終了‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
まだこのネタ続くんですか(汗)。 なんか外れっぱなしですね。 まぁこれが年末年始の旅の醍醐味というやつですが(笑)。 門の外側にしか無い足跡が他にも同じ被害に遭った人が居たことを明確に示しています。 もちろん別にここが休館日だったぐらいで旅は終りません。
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐再開‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
無駄な寄り道をしていたらもう日が暮れそうになってました。 小佐渡1週どころかまだ真野すら通過していません。
![]()
もしかして別の方向に向かっているんじゃなかろうかと不安になりながら、 正面に太陽があることを根拠にずんずん進みます。 無事に真野を通過して佐渡島の西側の海岸に出ました。 ここからは海岸沿いに両津までぐるっと周回コースで戻ります。 途中どこかで旨い食材でも仕入れて今夜は豪勢に一人で盛り上がろう! そんな楽しみをひとつ追加して、佐渡島のほぼ南端にある小木に到着しました。
えーと・・・閑散。もちろん食材なんか全然仕入れられてませんというか店らしい店が未だに発見できてません。 とりあえず佐渡名物たらい舟を発見。
![]()
乗り場、閉まってます!
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐終了‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
本来はあれに乗って海女さんの気分を味わうことができるという観光スポットのはずなんですが。 てかこの時期に海に転落したら洒落なりませんけどね。 なのでシーズンじゃなかったのだと勝手に結論づけて、食材探しの旅です。
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐再開‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
やっと見つけました。食材が有りそうな店です。
![]()
せっかく海辺なのだから地元の漁港で揚がった旨い魚とかそういうのに期待です。 が、最近流行の産地表示のおかげで驚愕の事実。鹿児島産、宮城産・・・orz わざわざ島の外から仕入れてきてるんですね。 辛うじて発見した佐渡産の食材は加茂湖(両津の近くにある閉鎖海域)産の養殖牡蠣です。 うーん、牡蠣鍋とか捨てがたいんですが、なんか牡蠣のアウトドア調理は危険な香りが・・・ というかそれ以前に素材の善し悪しで当たり外れが粗方決まっているというギャンブラーな食材。 この後の旅を健康に楽しむために、とりあえずここでは敬遠しておきます。今回の旅は風邪気味スタートだし。
しかしここで何も買わないともう二度と食材仕入れのチャンスが無くなりそうな予感がするので、 念のために惣菜を買っておきました。ってこれじゃコンビニ弁当生活と変わらない罠。
時刻は17時ですが、店を出たら既に真っ暗になっていました。ここからは夜のドライブです。
![]()
って、道が急に粗悪な作りになってきました。 ガードレールはあったり無かったり・・・そして右側は海だったり・・・。 滑って落ちたら大変です。結構おっかないですよ。 当然こんな道に食材なんて売ってるところはありません。 途中、いくつか小さな町を通過してAコープとかそういう店は発見しましたが、 かなり品揃えがアレな状態で私の求める佐渡ならではの新鮮な食材は何も手に入りませんでしたorz
というかここでひとつ疑問が沸いてきました。 佐渡の人はいったい何を食べて生活しているのかという疑問(すごい失礼なこと言ってる気がする)です。 どう見ても佐渡には食材を売っている店が少なすぎます。 これで島民全員の胃袋を満たしているとは到底思えません。 そこんとこどういう仕組みになっているのか誰か回答よろしくお願いします。
そんな訳で何も仕入れられないまま両津まで戻ってきました。時刻は19時です。 さすがに両津なら何か食材が手に入るだろうと街の中をぐるぐると回ってみたのですが・・・開いてる店が無いorz 最も賑わっていると思われる商店街を走ってみても全然ダメです。 これは諦めて今日の夕食は小木で手に入れた惣菜ですね・・・。
両津から4kmほどの場所に道の駅があります。 昼に上陸した直後に見つけてマークしておいた「道の駅芸能とトキの里」。 芸能ってのは能楽のことです(たぶん)。
![]()
見事なまでに閑散です。まぁこんなところで年を越そうなんて人は珍種でしょうからね(笑)。 なんか北海道の旅の途中青森で泊まった「道の駅よこはま」の景色を思い出してしましました。 あそこも路面の凍った寂しい道の駅でした。そして今回も寂しい道の駅での寒い生活が始まります。 冷えきった惣菜を食べながらしばらくまったりと過ごします。
そして就寝形態へ移行します。
![]()
車を岩陰に隠してエンジンを切り、運転席部分を変形して荷台まで足を伸ばせる空間を作ります。 荷台と言えば荷台です。この車はただの鋼板が内装なので冷たいです。 断熱効果(言い換えると保温効果)を得るためにぺらぺらのシート(気休め)を敷き、 羽毛てんこ盛りの上着を着たままで寝袋に入ってネックウォーマーとゴーグルとヘッドホンとグローブを着けて睡眠。 肌を出したら負けなんですよ(笑)。 北海道の旅で身につけた在り合わせ防寒処置です。結構イケます。
◆ 冬の日本海荒波豪雪の旅 第4章を読む
back ▲
(C) 2006 digi*unique production