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第1章「まぁいいから走れ」




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2004年8月19日 1日目(そにょ1)
日付が変わった深夜0時、疲労感がいくらか残る中とりあえず出発です。 まぁなんとかなるでしょ。毎度のことながら根拠の無い楽観的な台詞ですが。 でも今までなんとかなってるし、今回もなんとかなるでしょ(笑)。

その前に、車をどうやって"なんとかした"のかが、気になる人は気にしていることだと思います。 前回までの旅で使っていた、



あの車 三菱Jeep J53

は、某条例によって運行禁止の対象車両とされたのでもう車庫から出せません。つまり旅に出られません。 それを保管しておいても仕方が無いので、まだ規制の無い地域に住んでいる知人に譲りました。 という訳であの車はありません。

よって今回はどうするかっつーことになるんですが、 そこで今回、デジ*ユニ公式旅車両に指定されたのが、



この車 三菱Jeep J55最終生産型

です(笑)。 変わってねぇ!の類のツッコミはナンセンスです。色が違います(ぉ)。  というか、前のあの車はJ53という形式です。この車はJ55という形式でJ53の後継車種にあたります。 内容的にいちばん大きな差はエンジンで、J53の更に1世代古いエンジンにインタークーラを搭載した、 という新しいんだか古いんだかわからないエンジンが載っています。 まぁインタークーラのおかげで、一応パワーだけは今までのJeep用エンジンの中で最強になってます。

更に、この車はJ55の中でも特別で、 1998年に三菱Jeepシリーズの生産が打ち切られた時に、その歴史の最後を記念して作られた限定300台の特別仕様車です。 このボディカラーは、その限定色(選択の余地無し)で、ウラルベージュという、まぁ砂漠用の迷彩色です(笑)。 という訳で、まぁいろいろ違います。




車内にはこんなプレートが打ち付けられていて、

三菱JEEPは1952年製造開始以来、累計205,000台を生産。 国内はもとより、海外にも輸出され、日本を代表する小型四輪駆動車として高い評価と支持を獲得した。 茲に歴史的な役割を終え、46年間に及ぶ生産を止むに当り、 久しく利用者の業務便宜に供されるべく耐久性に優れた鋼板、 塗装等を採用し最終生産仕様として制作したこの車両は300台に限定された最終生産型三菱JEEPの1台である

とか書かれてます。まぁそんな感じです(詳細はこちら)。

な訳ですが、実はこの車も某条例の規制対象"車種"です。 何故これで旅に出て良いのかというと、「新車登録から8年以内の車はOK」という訳わからん条件(自治体が財産権侵害で訴えられないようにするための逃げ文句だとか何だとか)があるので、 新車登録からまだ7年のこの車は走ってもおとがめ無しです。 ・・・まぁ、あと1年したらあの車と同じ運命になる予定ってことです。 せっかく「久しく利用者の業務便宜に供されるべく」作られた特別仕様車なのにねぇ・・・。と愚痴をひとつ(笑)。

という車が、私のではありませんがうちに控えていたのでこれに乗って堂々と出発です。 まずはいつも通り、最寄りの国道246号線にONです。 で、いきなりですが高速道路にONです。




東名高速道路横浜町田I.C.。南への高速道路はいつもここからONです。 とりあえず今日(19日)日中の香川県高松市到着を目標に、 いつも走って飽き飽きの国道1号線はパスして一気に近畿入りを目指します。 たまには高速道路もいいもんです。ちょうど疲れてるので楽して距離を稼ぎましょう。

大井松田I.C.から御殿場I.C.までの区間は下り線が左右2ルートに分かれます。 これは以前、上り線と下り線で使われていたものが路線拡張(上り線専用ルート新規開通)で両方とも下り線になったためで、 東名高速道路ではよくあることです。いつもは左車線をたらたら走っている都合でそのまま左ルートを通るのですが、 今回はたまたま分岐点で追越し車線にいたのでそのまま右ルートに進みます。ほう、こっちはこうなっていたのか。 まぁそんなに変わりはありませんが。

富士川S.A.で一旦トイレ休憩です。お腹痛い(汗)。 あと、コンタクトレンズで出動したため風でちょっと調子悪いです。 つか、以前耐寒の旅で防寒用に買ったゴーグルがここで威力を発揮してます。 ゴーグルがないとコンタクトレンズ飛んできます(たぶん)。 まぁどっちにしろ調子悪いのでめがねにチェンジ。 休憩室内に設置されていたテレビでオリンピック競技の模様が放送されてました。 おぉ、なんか初めて観る気がする! なんか水泳で日本が勝ったらしいです(?)。  まぁそこそこに、給油して続き出発〜。

iBookを出したままヘッドホンで音楽を聴きながら走ってた(ヘッドホン無いと騒音が激しくて聴けません)のですが、 静岡県焼津市を過ぎたあたりからぱらぱらと雨が降り始めました。 更に浜松市あたりでどしゃーっと(笑)。 こりゃいかん。 浜名湖S.A.に寄ってiBookを収納して濡れちゃいやーん袋(半透明ゴミ袋)に入れておきましょう。 ここからはヘッドホン装備解除で音楽無し走行です。




すぐに愛知県豊橋市に突入、そして豊橋バリアです。 通行券のチェックだけしてそのまま名古屋を目指します。 さすが高速道路というか、なんか気付いたら名古屋目前。 国道1号線の旅だと豊橋―知立間の市街地(信号が多くてなんかすごーく事故りそうな雰囲気)がものすごーく面倒だったんですが、 高速道路だと安全にあっという間。これは便利!(笑)




という訳で難なく名古屋I.C.に到着しました。 うーん、しかし、ここまで4時間半・・・なんか国道1号線で走っても5時間とかそこらだった気がするので、 高速道路と言ってもそんなに速くはないみたいです。 というか深夜の国道1号線が高速道路化しているというか、私が高速道路走るのが遅いというか(笑)。

ここで東名高速道路は離脱します。 そのまま東名阪自動車道に乗り継ぐのですが、料金体系はどうも別になっているらしく、 一旦ここまでのぶんを精算させられます。うぬぅ、どっちも日本道路公団なのにぃ。




東名阪自動車道を暫く走ったところで空が白んできました。 むぅ、ヤバい。"今日の日中"が始まってしまう! こんな調子で高松まで行けるのか!?  なんかものすごーく心配になってきました。んー・・・(未来予想中)、まぁでもなんとかなるでしょ。 とりあえずそのままGO! GOしなければ始まらない♪

そして東名阪自動車道の終点、鈴鹿バリアに到着。 この先亀山I.C.からは高速道路になりきれなかった自動車専用へっぽこ道路「名阪国道」に繋がるので、 ここで東名阪自動車道の通行料を精算します。




そして名阪国道亀山I.C.からすぐ、関JCT.。おぉ、前通ったときより高架橋が伸びている!  そして以前は解らなかったこの高架橋建設の意味がたぶん解りました。 この関JCT.に伊勢自動車道が接続しているのですが、 ここも東名高速道路と東名阪自動車道の如く、同じ日本道路公団なのに通行料一旦リセットということになっています(=ちょっと割り増しになる)。  それを、どうもこの高架橋で直結することで料金体系を1つにして連続できるようにしようという、 そんな感じな気がしたり、しなかったり・・・。実はただ無意味に繋がるだけかも。 まぁどうでもいいや(笑)。



私はそのまま名阪国道をたらたらと走って奈良県へ向かいます。 どんどん山を登っていきます。その先には伊賀忍者の里が待ってます。 しかし、なんか雲行きがひじょーに怪しいです。なんか思いっきりどしゃーっと来そうな予感。 来るかなー、来ないかなー。

っつーかそんなことより大問題、燃料が少ないです。 しかーし、サービスエリアの給油所が早朝のためまだ稼働していないという・・・ さすがは自動車専用へっぽこ道路、通行無料なだけあってサービスもへっぽこです(毒)。  仕方ないので沿線にあるガスステーションを探す旅です。 とは言ってもこの道路に直接あることはあり得ないので、 道路の近くで道路の外にあるのを探すのです。なんか微妙(笑)。

そしてしばらく走ってたら遠くに看板発見〜。 どうもガスステーション側もこういう事態を認識しているようで、 道路上からでもよく見えるように高々と看板を掲げて、 かつインターチェンジ近くに店舗を構えてくれてます。もちろん特大車まで入場可能。 さすがです。一旦道路を出て満タン給油でひと安心。あとは給油無しで高松まで行けますねきっと。

では自動車専用へっぽこ道路に復帰して奈良を目指します。




そして伊賀の里、ばっちり晴天です。雨が降る気配は全くナッシン。 調子に乗って後ろ撮り(仮)に挑戦! まぁそれなりに撮れました(笑)。  そしてそのまま調子に乗って走ると、眼下に奈良の街登場キター!  毎度のことながら、ここでこうして街が見えると安心します。 やっと近畿まできたなーと実感できるというか・・・。




とりあえず奈良が手が届くところまで来た! もういいです。ここまで来たらなんか安心です。 なんか、遠く大阪湾方面に立ちこめる暗雲がかなーり気になりますが、ここは晴れてるので寝ましょう。 むしろ晴れているうちに寝ましょう(笑)。 よく考えたら徹夜しちゃってます。 ここらで少しだけでも仮眠をとっておかないと生理的にまずいことになりそうな気もします。 15分間仮眠を取るだけで最低限の回復はできると誰かに教わったような記憶を思い出して仮眠〜♪  という訳で高峰P.A.にIN。いつものベンチを組み立てて車の日陰側に置いて、サングラス装着でベッドON。 道路から響いてくる騒音がかなりうるさいですが、まぁがんばって寝ます。 眠くはないですが、疲れは溜まってるのでたぶん眠れるはずです。




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