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第7章「とりあえず札幌」




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2003年12月29日  4日目(そにょ1)
7時半起床。よく眠りました。ん〜快適快適。北海道も大したことありませんなぁ(調子乗り過ぎ)。  特に寒い思いもせずそれなりに眠りました。むしろ車の荷台部分が窮屈なのが困りもんです。



起きてみたらなんか車が増えてましたどころか駐車場の隅に人が集まってました。 私のせい・・・じゃないよね? きっと道の駅のスタッフだということにしておきましょう。 さて、今日は朝食自動生成のコンビニがありません。 ならばここは自炊かと思いきや、カップ麺しか持ってないというダメっぷりです。ダメダメです。 エンジンを温めながら、歯磨いて、顔洗って、・・・コンビニを探しに行きましょう。



・・・凍ってる。 さすがは廃れた(仮)区間、やはり融雪処置ナッシンな気配です。 こういうときはどうするんだっけ? えーと・・・走る。そう、何事も無かったかのように走りましょう。

で、自衛隊の新七三式小型トラック(三菱PAJEROベース)とすれ違いました。 おぉ、北海道に来て初めて自衛隊車両に遭遇です。 すれ違ったときの感じではチェーンを履いてる音も下駄山タイヤのドレッドノイズも無く静かでした。 っつーことは彼らもスタッドレスタイヤなのか? うーん・・・。 私は今日はまだチェーンもなんも付けてないんですけどね。

なんかちょっと停まりたい駐車スペースがあったので停まろうと思ったら・・・素通りでした。 いや停まろうと思ったんですけど、下り坂だったためか、というよりへっぽこ岩場用タイヤだからなんですが、なんか止まれませんでした。 あ〜れ〜止まらないよ〜(笑)って感じに。100m手前から減速しても間に合わない・・・と。




まだまだ山道は続きます。 相変わらず車はほとんど居ないので、止まれないで素通りしたり、道路の真ん中に立って写真を撮ったりし放題です。 なんてやってたら対向車が来ました。マズい、旅の人だと思われてしまう(旅の人なんですが)、 撤収。 何事も無かったかのように走りだしましょう。

峠をひとつ越えて、暫くすると虻田郡ニセコ町です。スキーで有名なところですね。 シーズンなだけに道が混雑してないかなと心配していたんですが(ほら、長野県の白馬とかってシーズン中大渋滞じゃない?)、 全然車走ってませんでした。うーん、電車で来る人が多いのかな。それとも実は大したことないのかな。 いや、そんなこと言うと怒られっちまう。きっと朝早いからってことにしておきましょう。

この辺は右側に"雑味の無い輪郭"の羊蹄(ようてい)山が見えるはずで、個人的にはそれを結構楽しみにしていたんですが、 今にも雪が降らんという感じに雲に覆われていて全く見ることができませんでした。残念。 山が見えるであろうところに車を停めてやたら空が多い構図の写真なんかを撮ってみましたが、 やっぱりなんか寂しいのでボツにしました。




もうひとつ峠を越えたところで郵便局を発見しました。小沢郵便局です。 別に年賀状を出す訳ではありません。帰りの船代の支払いです。 実は2日ぐらい前に仙台あたりでも郵便局に寄ったのですが、そのときは振替の取扱い時間外で却下されました。 今日は平日なので大丈夫なはずです。 ・・・で、20000円ぐらい払いました。でもどうやら車両全長を間違って(長く)予約していたみたいなので、 あとでキャッシュバックが期待できるかもしれません。まぁ別にいいんですけどね。 まぁとにかく、これで帰りの船(1月2日24時苫小牧発)の手配も完了です。行けば必ず乗れるはずです。 ということであとはそれまで北海道を存分に楽しみましょう。

まずは国道5号線200km地点@岩内郡共和町辺り(たぶん)です。




なんか知らないうちに交通量が増えてました。おそらくニセコ町とか倶知安(くっちゃん)町とかあたりから増えてたんだと思います。 で、そう、雨なんです。 北海道なら必ず雪かと思ったら大間違い、なんかよくわからないんですが雨なんです。 しかも結構本気降りです。さすが日本海側の湿った空気。

峠を更にもうひとつ越えて、山を下りきると余市郡余市(よいち)町です。 市街地で「道の駅スペースアップル余市」という看板を見つけました。 ・・・なんだその組み合わせは。なんか宇宙を漂う林檎しか思い浮かばないんですが?  まぁとにかくネタの予感がするので寄ってみました。




やっぱりネタがありました。未確認飛行物体です。たぶんスペースシャトルですが未確認です。 で、これで「スペース」の部分はわかったんですが、余市町と宇宙って何が関係あるのかなーと、 思って調べたら毛利宇宙飛行士のふるさとなんだそうです(ごめん知らなかった)。 なるほど納得。 では「アップル」の部分は? ということでこれも調べてみました。単に特産品ってことらしいです。 あ・・・納得。これはネタ的価値はほとんどありませんな。 一応、個人的には余市町と言えば、宇宙飛行士より林檎よりあの、豊浜トンネルの岩盤崩落事故です。 素でショッキングな事故でしたが、土木マニアとしてはなおさらショッキングな事故でした。 ここから国道229号線を25kmほど西に行けば現場に辿り着けますが、めんどいので行きませんでした。 因みに現在では、事故現場を含む断崖をトンネルで迂回する新ルートが貫通しています(らしいです)。

道の駅から国道5号線に戻る途中、 ニッカウヰスキーの余市工場だというところで石造りの城壁みたいなのを見ました。歴史的建造物の風格です。 ちょっとかっこいい。でも個人的には飲めない種類のお酒なので逃げました。 出発です。

と見せかけて、ちょっと甘いのもが必要との判断でコンビニでお弁当とカスタードプリンを購入。 プリンは黒くないところだけで良いと思いますに1票。あそこは甘過ぎていやん。 海際の雪捨て場で休憩。




どうやらこの辺では除雪は海洋投棄のようです。 きっとここでずっと停まってたら雪と一緒に海に沈みます。 それはダメにょ、かき氷ぃ〜!(謎) ということで出発です。

雨が雪になってきました。つぶつぶタイプの雪です。いっぱい降ってきました。 そして寄り道です。ちょっと気になったので国道をそれてみました。なんか小さな集落を通って、角を曲がって、 ものすごく急な坂を登って・・・行き止まり。ぐはっ。 っつーかものすごく急な坂でしかも雪があるのを下るのは怖いんですが(汗)。  ・・・国道に戻ってくるところの高台が良い感じでした。




海岸線が国道です。向こう側に行くと小樽(おたる)市を通って札幌市です。では行きましょう。

雪がまた雨になってきました。どうせなら雪の方がおもしろかったのに・・・。 道幅も広がってそろそろ小樽な雰囲気になってきます。 やはり小樽と言ったら寿司ですかね。巴寿司(謎)。 まぁ適当なのを見つけたら入ってみましょう(?)。  小樽に近づくと交通量もぐっと増えてきます。なんだかんだで渋滞なんかも始まります。 国道5号線は小樽市内で右折します。が、私は直進して小樽運河を目指します。やっぱ小樽と言ったら小樽運河。




この先海です。行き止まりです。 車が海にダイブしてる標識、初めて見ました。あんなのあったかなぁ・・・勝手に作ったオリジナル標識だったりして。 とりあえず並走可の標識並みに珍しい標識だと思います。

つーかここは小樽運河ではありません。ただ珍しい標識があったので寄り道しただけです。 で、小樽運河どこなんでしょう? いや小樽運河自体はどこでもいいんですが、有名なスポットありますよねぇ。 という訳で脇見運転開始です。海際の倉庫街から一旦国道に戻って・・・あ、発見。 で、小樽運河というと必ず"運河を跨いで倉庫街"という景色が紹介されますが、 私は敢えて記念撮影スポットの舞台裏を載せます。こっちのほうがあまり知られてないだろうし。




周りにはマイクロバスとかタクシーとかが停まってて観光スポットらしい感じになってました。でもみんな路上駐車です。 駐車場らしきものはありません。雨だというのにそこそこ観光客が来てました。そして転んでました。 やっぱ雪の上の歩き方を知らないところの人のようです。かくいう私もその辺全然ダメなので転びそうになってました。 危ない危ない、またカメラ壊す訳にはいきません。

小樽も堪能したし、札幌に向かいましょう。寿司はパスです。なんかそれっぽいのがありませんでした。 きっと駅近くとかその辺をうろつかないと無いんでしょう。 札幌へ向かう途中、雨が大雨になってきました。どうせなら大雪のほうが面白いのに・・・。 雪国の人は生活に差し支ええるということで基本的に雪を嫌うようですが、私は雪が降ると喜びます。雪国の人じゃないので(笑)。

札樽自動車道札幌西I.C.のところから、国道5号線は左折して札樽自動車道の高架下に入ります。




なんかだんだん大都市っぽくなってきました。そろそろ国道5号線の旅も終わりですなぁ。 というところで渋滞です。さすが大都市圏。暫く渋滞に揉まれながら進むと札樽自動車道札幌北I.C.、 国道5号線はここから右折して札幌中心部へ向かいます。

暫く調子よく走っていたのですが、また渋滞です。今度の渋滞はなかなか骨があります。 と思ったら、事故でした。大きくリフトアップ+大径タイヤの改造を施した車がひっくり返ってました。




どうやら道路右側の雪壁に乗り上げてそのまま空中をダイブ、半回転ひねりで着地したようです。 ウルトラCですが美しくありません。雪壁の向こうは川です。ある意味そっちに飛んでかなくて良かったかと。

渋滞を抜けてすっきり快調、鉄道の高架をくぐって少し行ったところで国道5号線終点の標識を見つけました。




これほど完璧な終点の標識は初めてです。 この写真1枚で「国道5号線が北1条東1丁目で国道12号線にぶつかって終点」だということが完璧にわかります。 うーん、もしかして函館駅前にはこれの始点バージョンがあったんだろか?  まぁとりあえず、これで国道5号線走破の旅は終了です。 ・・・この標識、道路の真ん中に立ってたので撮影が恥ずかしかったです。




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