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目指せ地の果て極寒北海道の旅 第6章「デジカメを買い換えよう」

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第5章「北海道への旅立ち」(前の記事)


*   *   *


■2003年12月28日 3日目(そにょ2)


札幌へ向かう前に、やっぱりせっかく来た函館なのでまずは函館観光ですな。とりあえず函館山が見える浜に来てみました。



いや、そりゃもう函館山と言ったら山頂から見る夜景が有名ですが、なんか夜まで待つのもめんどいし、函館山の道路は冬期閉鎖だというし・・・、ロープウェイに乗るのもめんどっちくてちょっとやる気が起きないので、函館山から函館の街を見下ろす代わりに函館の街から函館山を見上げることにしました。ほら、こっちのほうがあんま有名じゃない景色だし新鮮味があるじゃないですか(たぶん)。 まぁ要約するとただめんどっちいってことなんですが。

さて、函館山は堪能したし、次は街ですな。やはり函館の街と言ったら路面電車、これだね。



路面電車ってなんかかわいくて好きです。まぁバスが軌道を走ってるようなもんなんですが、架線があったり専用の信号機があったりなんかちょっと特別じゃないですか。首都圏じゃ滅多にお目にかかれないし(江の電の江ノ島―腰越間だけかな)。 まぁとにかく私にとっては珍しい乗り物なので終点まで追いかけて行ったりして遊んでました。でも信号機のタイミングが車と違うので追い越しちゃったり追い越されちゃったり、ペースを合わせるのが結構難しいです。なんてことをやりながら国道279号線を函館ドックまで走ってきました。国道279号線、覚えてますか? 青森県で野辺地町から大間崎まで走った道です。国道279号線は海上区間(船)を経て函館まで続いてました。いや私自身も函館まで続いているとは知らなかったんですが。

なんてことやって遊んでると日が暮れます。函館駅前に戻ってきました。国道279号線はここで終点です。



そしてここが国道5号線の起点です。ここから札幌まで、国道5号線走破の旅を始めましょう。っつーかカメラを買い替えたいです。この写真もまともに撮れてなかったものを補正したからザラザラで・・・。とりあえず国道を走りながら電機屋さんを探しましょう。きっと国道沿いに1件ぐらいはありますよね・・・きっと。

見つからん。なんかこのまま行ったら函館市街を抜けてしまうぞとちょっと焦ってきたところでヤマダ電機発見。おぉ、ナイス。当然IN。



さっさとデジタルカメラ売り場に行って商品を物色。今使ってるSONYのU10は操作性的に気に入っていたので、そんな感じに手軽に撮れるやつがいいなーと。でもU10を使ってて光学ズームが無いことがちょっと不便だったので、ズーム付きが良いかなーと。でもそうすると起動時間が長くなっちゃうのが考えもの・・・うーん、どうしよう。操作性重視でU10の後継機種にするか、それとも性能重視でなんか適当なのにするか・・・。うーむ。

かわいい(←ここポイント)店員さんを交えて30分に及ぶ大議論の末、結局富士のF420に決定。理由はU10同様に片手操作で電源投入から撮影までがスムーズに運ぶこと、光学ズーム搭載であること、乾電池駆動可能であること。まぁそんなところです。他にもメディアの互換とか画作りとかマニュアル機能とかいろいろ気になることはあるんですが、その辺を気にしだすと当てはまる機種が無かったので割り切りました。思えばU10もそんな感じで割り切って買ったんだっけなぁ。いや、店員さんにはお世話になりました。長々とすみませんって感じで。 精算のとき、ポイントカードの作成を勧められたんですが、ポイント集める人じゃないので要らんですと言ったらものすごい驚愕の表情をされました(ゲマ屋のは集めてるくせに)。 ・・・何故でしょう?(汗) 私、そんな変なこと言いました?

早速ですが、駐車場で撮影テストっつーか使い方がよくわからんのでその辺の解析から。マニュアルは読みません。マニュアル読まないと使えないような商品は失格、すぐさま返品してやるっつーの(実はめんどいだけ)。 まぁ富士は以前使ってたことがあるので何となくわかると言うか・・・わからん。失格。 いや、もうちょっと使ってみましょう。・・・何となく解ってきました。まだ慣れないのでスムーズにいきませんが、なんとかイケそうです。では出発。

途中、お弁当屋さんで夕食を購入。どっかに良い感じの駐車スペースは無いかなぁ。というところで「函館新道」という看板が目に入ったので、もしかしたらその途中にパーキングみたいなのがあるかもと思ってGO。



え?(汗) おいおい轢いちゃうよ~。っつーかあんな人間型アイコンなんて用意されてるんですね。初めて見ました。これは貴重。他にどんなアイコンがあるのかちょっと一覧を見てみたい気もします。っつーかこの寒い時に自動車専用道路に侵入すんなよー、と。神奈川県なんかだと西湘バイパス(もちろん自動車専用道路)を普通に自転車が走ってたりしますけどね。まぁ気をつけてON。・・・いきなり終点。ぐはー。

でも道路脇に駐車スペースを発見したのでそこで夕食。その後ちょっといろいろ写真を撮って試してました。どうやら暗いところは勝手にスローシャッタになるようです。マニュアルの切り替えはできないっぽい(たぶん)。うーん、走りながら撮ったらぶれちゃいますねぇきっと。そういや前使ってた富士もそうでした。



で、ぶれました。夜写真撮る時は車を停めてからじゃないとダメですね。

函館を離れると一旦山間に入ります。昼間走ると大沼とか小沼とか駒ヶ岳とか、良い景色が拝めそうなところですが残念です。とりあえずそのまま通過です。燃料が減っていたので適当なガスステーションにINしました。店員さんに油種を指定して給油が終わるのを待ちます。・・・の間に店員さんたちの会話が聞こえてきました。「おい、自衛隊じゃねーよ。」 ・・・(汗)。もしかして自衛隊が給油にやってきたとかいう話になってたですか? さすが自衛隊大国北海道だなーと実感。警務隊(自衛隊の警察みたいな部隊)の七三式小型トラック(見た目がほぼ同じ)が時々来たりするのかな。

少し走ると国道5号線は内浦湾に出ます。そこから海岸に沿って北上します。街の明かりがほとんどなくというか街自体があまりないので周りが何なのかよくわかりません。ひたすら走ります。ひたすら走っても地図で見ると全然進んでないように見えるのが"北海道"って感じです。なんか広いです。山越郡八雲町を過ぎた辺りから、延々とまっすぐ(に感じる)道になります。



積雪時に路側帯の位置を示すための矢印が道沿いに延々と続いて点滅しています。なんかすごい綺麗です。こういうのは北海道にしか無いのかな。東北地方では点滅するタイプは見かけませんでした。なんか矢印の下に1個ずつ"ツッコミどころ"を配置したら面白いなーと変なこと考えてました。そういう写真を考えていたんですが、面白いのが思いつかなかったのでやめました。

で、山越郡長万部(おしゃまんべ)町で国道5号線100km地点です。

北海道の地名はアイヌ語の当字で難読なものが多いので、ちょっと読みにくいかなーと思うところは平仮名も併記することにします。



この写真は最も命の危険を感じた1枚です。この道、大型トラック(だけでなく私以外全て)がものすごいスピードで走ります。しかも、路側帯は除雪で埋もれてて街灯も無し。車を停めるとそれはそれで追突されそうだし、なんか滑ってきそうな気もするし、とにかくおっかないんです。そんな感じでちょっと離れたところに車を停めて、この標識まで迷彩が歩く訳ですからむしろそっちのほうが危ない。 ライトを持って存在をアピールしながらトラックが来ないタイミングを見計らってGOです。でもその途中にすんごいのが通過したりしてちょっと冷や汗をかきつつ・・・まぁなんとか撮ってきました。うーん、危ない危ない。犬には吠えられるし。なんか柱邪魔だし。

長万部を過ぎるといきなり交通量が減りますというか私以外に誰も走ってません。暴走トラックも暴走軽自動車もみんな、そのまま海岸沿いを走る国道37号線へ消えて行きました。きっと札幌へは向こうから行った方が早いってことですね。まぁ私はこの道で行く理由があるのでね~と言いながら一人寂しく山間部へ入って行きます。路面はほぼドライですが路側帯は凍っているので凍るものがあれば凍る状態でしょう。もしかすると交通量が少ないということで融雪をちゃんとやってない区間かもしれません。ゆっくり走ろう。・・・あ、対向車。



ときどきそんな感じに対向車とか来ますが、あとは滅多に車と出会うことはありません。明かりも無い山道を延々と走ります。山道とは言ってもさすが北海道。急カーブは全くありません。どこも充分な視距のある緩いコーナーです。そしてそれ以外は長い直線です。まぁ逆言うと面白みの無い道路です。特に明かりの無い夜道は。

実はそろそろ今夜の宿を決めたいところなんですが、さすがにここまで人気の無い山だといざというとき心配ですねぇ。どっかに水道とトイレがある良い感じの駐車スペースは無いかしらん。まぁこの先に「道の駅黒松内(くろまつない)」があることにはなってますが、もう22時になるし、まだちょっと距離があるのでそこまで行くのもめんどいです。近くに似たような場所があると嬉しいですなぁ。

というところで、真っ暗な山の中に煌々とナトリウム灯が光るエリアが見えてきました。なんか駐車スペースみたくなってる感じです。おぉ、これは良いかも。と思って近づいて行ってみると「!」(その他の危険)の標識。補助標識が付いてないので何が「!」なんだか全く解らんのですが、もしかしたらこの駐車スペースは危険だと言いたいのかも。 いやだから何が? うーん・・・でも確かに、真っ暗な山の中でここだけ明かりがあると言うのも何となく不自然。原因不明の事故が多いとか? ここで寝てると変質者が出るとか? このての話でよくある幽霊が出るとか? まぁとにかく水道もトイレも無いことだしここはパスですな。おとなしく道の駅まで走りましょう。



ちょっと人気のある里に下りて来て道も明るくなってきました。そろそろ道の駅です。いやぁしかし本当に車が通らない道です。幹線国道(古い言い方で言う1級国道)とは思えない廃れっぷりというか・・・。

とりあえず「道の駅黒松内」に到着しました。今日はここに泊まります。っつーかさすがは車が走ってないだけあって、道の駅にも私ひとりでした。なんか寂しい。道の駅に来て他に誰も居なかったのって初めてです。でもトイレは暖房が効いてて良い感じでした。なんか誰も居ないならいっそのことトイレで寝たいんですが。なんてことやって朝になって誰か来たらきっと大変なのでやめておきます。いやしかしエンジン切ると本当に寒いな・・・。今日はNASAのアレ+寝袋2枚重ね+・・・いや、ここでフル装備(謎)をやってしまうと後が無くなるのでやめておきましょう。今日もNASAのアレ+寝袋2枚重ねで眠ることにします。まだ大丈夫。


*   *   *


第7章「とりあえず札幌」(続きの記事)

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