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目指せ地の果て極寒北海道の旅 第4章「こんなところにも横浜」

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第3章「国道4号線終点を目指して」(前の記事)


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■2003年12月27日 2日目(そにょ2)


国道4号線を引き返しましょう・・・の前に、明日に本州の最北端大間崎に到着できる目処が立ったので、ここで大間―函館間のフェリーを予約しておくことにします。電話電話・・・予約完了。明日13時50分大間発の便で函館に渡る手配ができました。一応朝7時半に出航できるかどうかの確認のため電話を入れて欲しいとのことです。どうやら明日は海が荒れそうなんだとか・・・うーむ、欠航とかなったらいやん。ところで、今青森でこれから大間に向かいますみたいなことを口走ったら、「4時間はかかりますよ」と言われました。意外。そんなもんで辿り着けるんですか。っつーか無理。4時間で到着するような走り方をしたらおそらく永遠に到着しないことになるでしょう。 ゆっくり行きます。まだ出航時刻までは20時間もあるんだし。

では、まずは国道4号線を40kmほど、野辺地町まで戻りましょう。いきなり大渋滞です。唐突ですが水鉄砲が欲しくなりました。



いや別に暇つぶしに遊びたいんじゃなくて、サイドミラー、あんな感じなのであそこにちゅるちゅるっと水を掛けたいんです。仕方ないので渋滞で停車した隙に車を降りて拭いてきました。わーい、雪触ったー。(←おバカ)



渋滞を抜けて、さっき通った道をひたすら戻ります。なんか路面が良い感じに凍結してました。うっはーこれは怖い。ときどき後輪が横に流されるような違和感があるのがすごく気になるのですが、まっすぐ走ってるだけでそれもなんかおかしい話なので気のせいということにしておきました。いやでもなんかおかしいんですよね、すごく不安定です。怖いので時速40kmぐらいでたらたら走ることにします。

1時間ほど走ると野辺地町です。本来はここから国道4号線をそれて下北半島に突入するはずでした。だいぶ遅くなりたが、ここから国道279号線に曲がります。野辺地町内の道もだいぶ雪が積もっていてなかなか面白いことになってました。っつーかこの町内、直角コーナーだらけです。かなりレベル高いです。道幅も狭く対向車も多いので、コーナーでは歩行者並みの速度まで落とさないとおっかないです。

そういえばさっきから後輪が横に流れるのがやっぱり気になるのでコンビニにINして点検してみました。空気圧(低めに設定)OK、チェーンOKです。うーん・・・よく分からん。もしかするとデフがちょっとおかしいことになっているのかも。と思ったときに、ときどき風がやたら強く吹くことに気づきました。どうやら犯人はこの風です。凍結路面の上でこの風に押し流されていたんですねぇ。ここ数年間ずっと屋根無しドア無しで走っていたので風はみんな筒抜け、そんな特性に慣れて本来この車が横風に流されやすいということをすっかり忘れていました。流線型などとはほど遠い、垂直に立った幌が帆のようになって風を受けちゃうんです。ま、原因が分かったからにはだいぶ心強くなりました。雪や樹や草の動きに注意しながら横風に気をつけて走ればいいだけのことです。

国道279号線は下北半島の西海岸沿いの道です。むつ湾から冷たい風がものすごい勢いで吹き付けてきます。吹雪ってやつです。しかも相変わらず路面は完全凍結状態なのでときどき横に流されます。おっかねぇ。



下北半島なんてほとんど車は通らないところだとか思ってたんですが、なんかそれなりに車は多いです。ときどき対向車がコロニー(車が群れた状態)を形成して押し寄せてくるので緊張感が高まります。ここで滑らせたらアウト、絶対滑らないように気をつけないといけません。スピードを落として慎重に慎重に。まぁ写真撮ってるぐらいの余裕があるみたいなんですが。

神経をすり減らすようなアグレッシブな走りをしているわけじゃないんですが、やたら気疲れします。車を運転しててここまで気疲れしたのは初めてです。手に汗握ってます。なんつーか車の挙動しかも初期微動を検出するために、絶えず全身のセンサーをフル稼働にしている訳です。ものすごく疲れます。そろそろ限界感じてきました。道の駅・・・まだかなぁ。

そんな感じで1時間、「もうダメ、これ以上走ってらんない!」と、某ダイソンさん(日本語吹き替え)風に弱音を吐いたところで横浜の街に入ります。神奈川県横浜市ではなくて青森県上北郡横浜町です。なんか旅先で地元の地名があると嬉しいです。そして何となく寂しい町並みのはずれに今日の宿泊スポットがありました。



屋外スケートリンクではありません。「道の駅よこはま」です。今夜だけ私は横浜市民ではなく横浜町民になることにします。でも津軽弁は装備してません。

とりあえず駐車スペースの一番端っこに車を停めて輪留めを入れてトイレへGO! 靴スケートが楽しめます。が、ブレードが無いので全然思ったように動けません。あぁ、なんか久しぶりにスケートやりたいなぁ。こんな立派なリンクになってるんだったらスケートブーツ持ってくるべきでした。ちょっと失敗。今度冬の旅をするときはちゃんと持参しよう。

っつーか寒い。北風ぴゅーぴゅーです。こりゃたまらんということで車に戻ってカップ麺開始です。車内でストーブ使うの初めてかも。危険なので良い子は真似しちゃいけません。飯盒にミネラルウォーターを適量入れて沸騰・・・はさせません。熱いので。適度にお湯が暖まったところでカップにIN。熱湯じゃないので長めに5分待機。食う! まいう~(あぁなんか懐かしいなこのネタ)。 

体も温まったところで車内を就寝スタイルに変形させます。今回は野宿というより車内泊ですね。これじゃとても野宿とは言えません。一応ベンチは持ってきてますがベンチを出して外で寝たら確実に帰らぬ人になるでしょう。おとなしく屋根付きドア付きを堪能することにします。NASAのアレ、なんか今朝は使い方が間違っていた気がするので袋の説明を読んでみることにします。えーと、できるだけ隙間が無いように体にきつく巻く・・・と。ほほう、上に掛けるだけじゃダメらしいです。っつーか今気づいたのですが、要はこれってサウナスーツの内側では? というよりラップダイエットの道具な気がします。この説明通りに使ったら汗かいて風邪引きそうです。下半身だけに軽く巻いて寝袋に入ることにしました。たぶんこれで良い感じになるでしょう。じゃ、また!


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第5章「北海道への旅立ち」(続きの記事)

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