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歌入れ準備の真面目っぷり

来週末はいよいよ「ぽりんの歌(仮)」の歌入れレコーディングです。
なんかレコーディングってずいぶん久しぶりな気がするなぁなんて思いながら、
何を準備すべきなのか半分忘れかけた状態で準備してます。
こういう時はアブナイネ。何か忘れて事故りそうネ(´・ω・`)


ひと言で準備とは言ってもその内容はイロイロ。
もちろん持ち物の準備もありますが、音の準備も必要です。
何時から何時までと時間を決めて確保しているスタジオで
効率よく確実に作業を終らせるための準備も必要です。

という訳で、今回はレコーディングの舞台裏をご紹介してみようと思います。
時には作曲者、時には編曲者、そして今回はレコーディングエンジニア。
さまざまな作業をひとりでこなさなければならないひとりぼっちサークルの活動は
楽しくもあり大変でもある一人十役劇場です。


さて。
まずヴォーカル録りの前には、
作詞・作曲やアレンジを経てとりあえず曲として聴けるレベルになった
カラオケ音源と歌詞カードとスコアが完成しています。
コレが無ければレコーディングは始まりません。


D1000918.jpg


更にカラオケ音源とは別で、誰かがてきとーに歌った仮歌音源もあります。
でじゆにでは私が歌ってますが、これらをあらかじめヴォーカルさんに渡して、
メロディや歌詞、歌い方などを知っておいてもらうのです。

一方、レコーディングの準備ではこの音源を使って"専用カラオケ"を作っておきます。
そうすると実際のレコーディングの時、
ヴォーカルさんは聞き慣れたカラオケに合わせて仮歌と同じように歌えばいいので
迷ったり間違えたりすること無くスムーズに進められるかもー♪という寸法です。


レコーディングの"専用カラオケ"は持ち出し用Macの中に作ります。
アレンジ作業をしている製作中の音源はトラック数が数十本になっていて、
これをそのまま使うとMacの負荷も増えるし操作もヤヤコシイことになるので、
まとめられるところは1本のトラックにミックスしたりして
可能なところまでコンパクトにまとめていきます。

そうやってまとめていくと、結局レコーディングで必要になるのは、

・楽器だけ全部入りのカラオケ音源
・仮歌だけ音源(ヴォーカルとコーラスは別々)
・メロディだけ音源(ヴォーカルとコーラスは別々)

という5本ぐらいになります。


prerec-work1.jpg


「VO MELO」「CHO MELO」がそれぞれヴォーカルとコーラスのメロディ、
「VO PROV」「CHO PROV」がそれぞれヴォーカルとコーラスの仮歌、
「BACKTRACKS」が楽器だけ鳴っているカラオケのトラックです。

これらを再生する/しないという設定を必要に応じて換えて組み合わせれば、
仮歌やガイドメロディ入りのカラオケをその場で鳴らすことができ、
しかもそれぞれのミックスバランスも自由自在♪
例えば「ガイドがほしい」とか「メロディにつられるので薄く」といった
ヴォーカリストの要求に合わせてその場で臨機応変に対応できるという訳です。


これらカラオケ生成用トラックの下に続くのが本命の録音用トラックで、
ソレをあらかじめ設定しておくのも準備作業のひとつです。


prerec-work1.jpg


同じ画像再び。
「REC MIC1」「REC MIC2」はその名の通り録音トラックです。一応2本ぶん。
ココにマイクからの生ヴォイスが入ってきて波形が記録されます。

更にその下に「VO1」・・・と続くのが、録音済み波形の保管トラックです。
録ったモノは録音トラックに放置せず、必ずどこかの保管トラックに移動します。

保管トラックがたくさんあるのは整理のためです。
ヴォーカルなど"生モノ"のレコーディング作業はいつも1発OKとは限りません。
何度かテイクを重ねて、私の萌えセンサーが反応したときにOKになります。

が、NGテイクだからと言って捨てる訳ではありません。
NGにして録り直したけどやっぱさっきのテイクのほうが良かったとか、
帰ってきてから再チェックしてみたらOKテイクにノイズが入ってたとか、
そういう時の差し替えや補修で使うかもしれないからです。

しかしOK/NGによらず多数のテイクをただ無造作に置いておくと
後になってミックスするときにどれが何だか分からなくなるので、
OKテイクは「VO1」に、
OKテイクに及ばなかったけど惜しいモノは「VO1-1」へ、
NGだけどとりあえずキープしておくモノは「VO1-2」へ、
ソレ以外のNGテイクは「VO1-3」へ。
のように現場で瞬時に判断できる簡単な整理しておくために、
各パートごとに保管トラックを数本ずつ作っておきます。


と、まぁだいたいココまでが"専用カラオケ"準備と録音環境設定の肝です。
あとは17インチモニタ1枚だけとなる現場で操作しやすいように
普段の作業とは異なる"レコーディング用画面レイアウト"に調整したり、
1番のアタマとか2番のサビとか、特定の位置を呼び出すためのマーカーを設定したり、
トラックに色を設定して見やすくしたり、
ちょっとした小細工をあれこれと施して、おしまい☆


prerec-work2.jpg


以上、レコーディングの準備で垣間みた
でじゆにの知られざる真面目な仕事っぷりでした。
いや実際本業より真面目に取り組んでるような気がしますよ(´・ω・`)


次回連載は「現場騒然!! まさかの珍客襲来!?」と題しまして、
レコーディング現場のドタバタ劇をお送りしようと思います。
う、なんて嫌な予感てんこ盛りのサブタイトル・・・(´・ω・`)
とりあえずあまり期待しすぎない程度にご期待ください。

※タイトルおよび内容は変更になることがあります。


【関連記事】
 ■連載2回目「現場まったり☆まさかの珍客襲来♪
 ■連載3回目「脳ミソとろとろ☆ヴォーカル編集♪

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